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『マヨイヒツジの果樹園』感想

みなさまお久しぶりです。
今回はサークルNamaageさんの『マヨイヒツジの果樹園』をプレイしていこうと思います。
Namaageさんのサイト
namaage_banner.png
『マヨイヒツジの果樹園』サイト
strayed_sheep_banner.jpg

本作は体験版のときに絵と設定に惹かれまして、完成を心待ちにしていました。
冬コミで委託販売されるということで購入。
胸を高鳴らせながらスタートです。




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タイトル画面。
青い空に白い羊雲。羊がどのようにして本作に関わってくるのか気になります。


まず触りをプレイしてみて、
本作は透明感があり、女の子が可愛いです。
表情もころころ変わるので、画面を見てみて退屈することがありません。
キャラも個性豊かなので見ていて楽しいです。

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例えば、主人公である山田一郎の自己紹介を引用すると……。

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自虐を交えながらも自分を説明できる人って、あまりいないと思います。
これは稀有な才能に違いない。








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「幸福を求めること」が「幸福になれる条件」ではない。
快楽の追求が堕落であることと同様に。
「幸福」はいつだって、人生のスパイスのひとつにすぎない。
どれだけ魅力的であっても、往々にして、人生の方向感覚を狂わせてしまう危険性を孕んでいる。


「幸福は義務」という言葉に、私はパラノイアというTRPGを思い出しました。
パラノイアでは、みんな幸福であるわけではありませんが、幸福でありそうな演技をする。




さて本編ですが。
とあるシーンにより作品の雰囲気が変わっていきます。
想像していなかったできごとに私は言葉を失いました。
それから先にも様々なことが起こります。
……幸せなんかどこにもなかったんや!

主人公の一郎は後悔をするのですが、後悔には慣れているというふりを見せ、
わりといつも通りに過ごします。
キャセロールちゃん天使や……うわあああああああああ。
そして点と点が繋がったとき、学園の全貌が見えてくる――。




プレイ時間は3時間程度でした。
Autoも駆使して早めに文章を読んだため、実際はもう少し長いでしょうか。
丁寧に作られた物語だと思いました。
点と点が繋がる。主人公の人となりも一貫したもので、不快な点はありません。
気になるところがあるとすれば、本作のメインキャラクターは主人公である一郎・キャセロール・マツリです。
それ以外のキャラの謎は明かされないまま終わってしまうこともあり、
また全員の生い立ちや心情を知ることはできません。
恋愛ADVというよりは、主人公の物語を遠くから見ている感じに近いかもしれませんね。
……そういうところこそ妄想で保管しようか。

テーマを深く掘り下げられているので、ハッピーエンド至上主義以外は楽しめると思います。
世界観的には学園という閉鎖空間が舞台なので、好きな方にはおすすめしておきますね。


素敵な時間をありがとうございました。
褒めちぎっているのは、自分がこの作品に求めていた通りのものを得られたからです。

「幸福は義務です」

この言葉に惹かれた方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。



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[ 2015/01/03 20:25 ] 同人シェアゲーム | TB(0) | CM(0)

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